消印で学ぶ郵便の世界
ご飯に振りかける事で「不味そう」と脳にインプットさせる、青いダイエットふりかけなるものがあるそうですよ!
・・・本当に不味そう・・・柳香です、こんばんは。でも、味は結構いけるらしいので目を閉じて食べればOKだね♪(ダイエットになりません)
さて。ネットのニュース(YAHOO様)のトピックスにこんな記事が出てました。
1ヶ月が何日あるねん!って心の中でツッコミを入れた方はどれくらいいらっしゃる事でしょう。まぁ、郵便局としてはあってはならない事ですけど…レアモノ好きな私としては、ありえない日付の消印が入っている「限定1500通」の郵便にちょっとトキメキを覚えたりします。送られて来たら、面白いなぁ・・・と不謹慎ながら思ってしまいましたw
で、今まで気にも留めてなかったんですけど・・・・・。
消印ってどうして「消す」「印」なのでしょう?
はい、いつもの悪い癖が出てきましたよ~☆
って事で、ちこっと調べてみますと。
消印(けしいん)は正しくは「しょういん」といい、郵便切手やはがき、印紙・証紙などが使用済みであることを示し、無効化して再使用できないようにするために捺印される印。
だから、「消す」「印」で消印なんですね~!
私は今まで消印は単に、出した場所と日付を表すだけだと思っていました(^▽^;)
切手や官製はがきには有効期限が無く、前払いという特徴により、再利用できないようにする為に必要な印との事です。確かに、よく考えてみればそうですね~。
で、この消印と言えば私は○のハンコを思い出してしまうのですが…○以外にも色々ある事が分かりました!
によりますと。
国内郵便の場合は和文印(日本語表記の日附印)、国際郵便の場合は欧文印、国内・国際両方に対応可能なように日本語表記と欧文表記を併記した和欧文機械印が使われるというのを基本にしまして。
●丸型日付印
●回転日付印(ローラー印)
●機械日付印
●風景入通信日付印
●小型記念通信日付印
●特殊通信日付印
●初日用通信日付印(ハト印、初日印)
●年賀印
●抹消印
という様々な形や用途の消印があるそうですよ!
これらは郵便局名・日付を明らかに証示するもの(証示印)、切手が再び使われないように抹消するもの(抹消印)の2つの要素があるとの事です。
色々な種類の消印を画像で載せているサイト様があるのでどうぞ♪
中でも、抹消印は日付などのデータが入ってない消印の事で、例外的に使われる為にあまり目にする事がないらしく、手に入れるには
『郵便物を取集した郵便局で消印が押されず、消印もれ消印も押されなかった”という偶然が必要』
との事で、意図的に入手するのが難しい消印なんだそうです。
おおっ、レアの香りがしますね~♪(≧∇≦)ノ
消印の歴史は切手の博物館 様によりますと、1840(天保11)年にイギリスで世界最初の切手が誕生し、郵便料金をすでに支払った証として郵便物に貼られるようになり、切手の再使用(利用)を防ぐ方法として、郵便物に貼られた切手に「消印」が押されたのが始まりだそうです。
当時の消印は郵便局の名前も日付も表示されていない、『十字架模様』のものであったそうですよ☆でも、切手が使われるようになる以前から、郵便物そのものに郵便物を引受けた郵便局で日付を示すスタンプが押されていた。と書かれていますので、前から日付としてのスタンプはあっても、消印としての歴史は切手が出てからという事なんですね~!
切手があるから、消印がある。当たり前の事なのに、よく考えると歴史がちゃんとあるし意味もあるんだなぁとしみじみ思ってしまいます。
ちなみに。
青雲倶楽部 様に『十字の抹消印』などが画像で載ってますのでどうぞ。歴史を感じます☆
あと、↑の他に、可愛らしいキャラクターや記念消印があるそうですよ!
う~ん、見れば見るほど奥深いです。
しかしながら、全国の郵便局の消印を集めたいといっても、全国回るのは大変な為ですよね(^▽^;)
でも、消印がほしい場合は『郵頼』で集められるそうですよ。
郵頼とは、郵便によって希望する消印を郵便局に直接押印を依頼し、返送してもらうことにより消印を手に入れるという方法で、郵頼によって押印依頼をする場合は
①押印用の官製はがき、または、50円以上の切手を貼った押印用の台紙など。
② 『何の消印をどこに何枚』という、押印依頼の内容を簡潔にまとめた押印依頼書。消印の種類と押印位置を図で示し、消印の種類を赤文字で示すと一層わかりやすい。
③押印依頼者(自分)の郵便番号、住所、氏名を明記し、返信用の切手を貼った返信用封筒。 返信用の郵便料金が不足にならないよう、事前に官製はがきや台紙の重さを計り、料金を計算しておくと良い。
以上の①②③を郵便局への送付用封筒に入れ、不足額のない切手を貼って郵頼したい郵便局の郵便番号・住所・宛名を記入し、欄外に「消印の押印依頼」と赤文字で記入して郵送すると、欲しい消印が届くそうです!これでコンプリート魂に火がつくってもんですよね☆(*^-゚)v
ってわけで、本日は消印について触れてみましたが。
私の郵便物の消印も見てみたら「和文丸型印」「和欧文機械印」「和文ローラー印」など、思っていた以上に色々な種類の消印があって驚きました!
普段何気なく見ていた消印にも、たくさんの種類があり・・・歴史があって、消印の世界を極めようとしている人々がいる。ホント、世の中は広いですね♪
それでは、消印の色が平成3年の4月20日から『黒』から『濃い青紫色』に変わって、 この濃い青紫色のインクを『錆桔梗(さびききょう)色』、赤茶色のインクを『鳶(とび)色』と呼ぶ日本ならではの色の美に心を惹かれながら、今回は閉めたいと思いま~す☆
皆様も、何気ない時に消印のチェックをしてみたら楽しいですよ~♪
ちなみに、私は消印じゃなくて、婚姻届のハンコが欲し(抹消印)
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