鬼門の疑問。
青森でホラ話のスケールを競う大会
が開催されたみたいですね~!の柳香です、こんばんは。万国ホラ吹き大会・・・大会名だけで面白そうですよねぇ♪でも、このニュース自体がホラかもと一瞬思ってしまった私はきっと負けです☆
さて。小さい頃から言われて来た言葉で嫌な響きの言葉があります。
それは、鬼門です。
ここは鬼門だから、この窓は開け放ってはいけない。
そう言われて、その窓は開け放つ事無く、今日まで過ごして来ました。
何やら、鬼門は塞いでおかなければならない場所だとか。
鬼が通るから・・・っていう迷信は信じないものの、小さい頃から何となく怖れの対象となっている鬼門はやはり今でも嫌な響きとして私の中に根付いているのです。
鬼の門ってだけでも、いいイメージはありませんよね。
おなじ「きもん」なら「喜門」とか「黄門」の方が良いなぁと思うわけです。
若干、時代劇の人物が入ってますけれどもw
で、この鬼門ですが。
そもそも何が由来で「鬼門」と呼ばれるようになったのでしょうか?
って事で調べてみましたっ!
まず。鬼門は、古代中国の書物『山海経』にある物語が元となっており、北西(乾)を「天門」、南西(坤)を「人門」、南東(巽)を「風門」、北東(艮)を「鬼門」とした事により「鬼門」という言葉が生まれたそうです。
この「山海経」に「北東の方角には死者の霊魂の出入り口がある」と書かれていたり、「宅経」という本には鬼門は「殺気の来る方位として忌む」と書かれているそうですし・・・陰陽道では、鬼が出入りする方角であるとして、「万事に忌むべき方角」としているそうですよ。
陰陽道においては、北と西は陰、東と南は陽とされ、北東と南西は陰陽の境になるので不安定になると言われているみたいです。
この陰陽の境である北東が表鬼門。その反対である南西の方角を裏鬼門という呼びかたをするそうです。
鬼門は昔から「災いが訪れる方角」として、家を建てる際に鬼門には「水回りを作るな」「玄関を作るな」と言われ続けている方角らしいのですが。
鬼門の「災い」って何でしょうか?
↑こちらを参考にさせて頂きますと。
●古代、中国では「匈奴(きょうど)」という遊牧騎馬民族が幾度となく襲ってきた。
中国から見た北東の方角に匈奴が暮らしていて、農耕豊かな中国へと長年襲いかかっていた。匈奴が攻め入って来た方角が中国から見て「北東」の方角だったことから、古代中国の人々は、北東の方角を恐れるようになっていった。
かの有名な万里の長城は匈奴から身を守るために造られたもので、あんなに壮大な建造物を造るほど、当時の中国の人々は匈奴・・・そして「北東の鬼門の方角」を恐れたとの事です。鬼や死者の霊魂より、よっぽど人間の方が怖いですよね。
万里の長城を作った人々にとって、匈奴という鬼の来る方角が北東だったから、「北東」が鬼門になったわけで。なかなか、根が深そうな説だなぁと思ってしまいます。
また、日本ではどうだったのかというと。
日本列島の形は、北東から南西へ・・・鬼門から裏鬼門へと伸びる形になっているんですね。戦などの争い事や、疫病などの多くは日本列島の地形通り、北東と南西の方向へ動いていったことから、中国と同じように鬼門という方向を自然に忌み嫌っていったのだと考えられるそうです。
それだけでなく、南西方向(裏鬼門)からやって来る台風、洪水などの自然災害でも悩まされており、自然災害の進路も南西から北東に進んで行くそうです。
自然災害って人間の力ではどうしようもない存在だけに、これも鬼といえますよね。
しかし、「裏鬼門」の方角というのは山海経の記述を見て分かる通り中国にはなく、日本独自のものと言われていて、日本に方位学が入ってきた時、日本に昔からあった陰陽道の「陰と陽」の考えが合わさって作られたのではないかと考えているそうです。
「暑い・寒い」「男・女」「表・裏」・・・のような。
中国の「鬼門」と日本の「鬼門」が出会って、今の「鬼門」がある。
そして、鬼門の「鬼」とは人間に害を及ぼす人間や自然災害の事を指し示していたんですね~!昔の「恐れ」が忌むべき方角として現代に息づいているんだって考えたら、鬼の正体が分かってちょっとほっとした気分になりましたw
べっ、別に鬼が怖いわけじゃないんだからねっ!!!
鬼門の「災い」の由来については分かりましたが。
では何故、鬼門に「水回りを作るな」「玄関を作るな」と言われているのでしょうか?
こちら↑を参考にさせて頂きますと。
家相学では陰陽五行説の相正・相剋の関係が基となって言われているそうです。
陰陽五行は「木・火・土・金・水」の5つに分けて考えており
木は燃えて火になる、火は燃えて灰になり土となる、土は固まって土の中から金属を生み出す、金属は冷えて露がつき水を生み出す、水は木を育てる。
このように順に循環し、相手を助ける関係が「相生」というらしいのですが、鬼門にあたる部分は「土」であり、「土」と「水」の関係は「相剋」という相性の良くない関係にあるとの事から、鬼門の方角と水回りなどの相性を凶と判断しているんですね~。
しかし、陰陽五行における吉凶での占い的な要素だけでなく、生活する上での問題もあるそうです。
まず、表鬼門(北東)は。
●玄関
北東や北側の玄関は日が当たりにくく、冬場の寒さから結露が起きやすい為、傷みが激しい場合が多い。
●トイレ
北東や北側にあるトイレは、冬は大変寒い環境。
家の中とはいえトイレが寒い場所にあると、暖かいリビングや居室からトイレに移動することで血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞が起きやすくなる。特にトイレは排泄時に力むため、より血圧が上昇しやすくこのような事故が起きやすい。
また、太陽の光が当たらない北東や北側は湿度の影響などで建物の傷みが早かったことも、この場所のトイレが嫌われた理由の1つ。
●台所
冬の寒い時季、早朝の台所の寒さは半端ではない。
朝早くから台所に立つ女性にとって足元や身体の「冷え」は大敵であり、暖房をかけていた寝室と、早朝の台所との温度差は、女性の体に負担をかけてしまう。
●風呂
昔の家はお風呂やトイレが母屋の外に別棟としてあり、北東にお風呂があると冬は入浴の度に冷たい北風にさらされ、決して健康的によい場所とはいえない。
また日当たりが悪い場所ゆえに湿気が乾かず、土台や柱が腐ってしまい建物にもよい影響は与えないという事から、鬼門のお風呂は災いを呼ぶ場所として嫌われた。
また、暖かい部屋から寒いお風呂に移動することで血圧が上昇し、お風呂の湯に浸かることで今度は血圧が下がるという、急激な血圧変動が短時間に起きてしまう。
・・・北東関係ないんじゃ??とか思ったりもしますが、それは何かしらの対策が打てる現代だからこそなのですよね。今なら寒かったら床暖房にしたり、暖房便座を入れてみたりと寒さ対策が出来ますしw
とにかく。北東は日当たりが悪く、寒い北風を受ける方角のようです。
日が当たらず、寒い北風を受ける北東により「寒さ」「冷え」などによる人体への影響が「災い」としてあるのだそうですよ。
では次に裏鬼門(南西)は。
●台所
西日があたる南西の方向は夏場に暑くなり、どうしても菌の繁殖が早まって食中毒を起こす恐れがある。
●トイレ
西日が差し日当たりは良いが、西日には紫外線の照射量が少なく、東南に差す日光ほどの殺菌力が無い。つまり、温度はかなり上昇するものの、殺菌力に乏しい場所である。
トイレ内の温度が上昇すると、雑菌も繁殖しやすくなり、この雑菌によって健康を脅かされないとも限らない。夏の西日は単に暑いだけでなく、人間の体に負担を与え、物を傷めるため良くない。
●風呂
南西の場合は風上になることが多いため、お風呂を沸かす火で火事を起しやすく、いったん火が出ると風の勢いで家を全焼しやすかったことなどから、鬼門のお風呂は災いを呼ぶ場所として嫌われた。
日当たりが悪くて寒い北東の鬼門に対して、南西の裏鬼門は日当たりが良すぎる為に起こる「暑さ」の災いがあるそうです。
確かに、西日で暑くなる台所やトイレは体に良くなさそうですよね。
鬼門や裏鬼門にどうして「水回り」や「玄関」などを配置しないようにするのか。
それは吉凶という方角以上に、自分達が住みやすく安全に過ごす為の工夫だったのかもしれませんね。
ってわけで、本日は「鬼門」について触れてみましたが。
今回調べた事で、鬼門という言葉が持つイメージが変わった気がします。
鬼門は「神々が通り抜ける方角」「太陽が生まれる方位(生門)」であるために清浄の気を保たねばならぬという考えもあるそうですし。
ただ怖れるのではなく、そこに何があるのかを見極める事も大切なんだなぁって思いました。
で、よく考えたら我が家の「鬼門」とする所は「南西」で「裏鬼門」なんですよ。
なので、母に
「家の鬼門って、南西だから裏鬼門なんだよっ。」と言ったら
「裏鬼門???全然知らない。」
って軽く返されちゃいました。その辺、かなり適当だったんですね~☆
私が抱き続けていた鬼門に対する怖ろしさは一体何だったのでしょうか・・・・・。
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